
FX自動売買は、投資手段として大人気です。
そして様々なEAが溢れています。
・ 安全に利益を出していきたい。
・ FXはリスクが高そう。
・ 自動売買でどのようにリスクを回避すれば良いんだろう。
・ 利益を出したいからロット設定を高めたいけど、いざという時のリスク回避方法ってあるんだろうか。
上記のように色んな思いを持っていると思います。
今回は、人気のFX自動売買で利益を長く出し続ける為に「リスクの回避方法」について記事にします。
リスク管理を制する者が、利益を着実に積み上げると言っても過言ではありません。
FX自動売買のリスク回避方法は!?

先ずは自動売買のリスク回避と一言で言っても、様々なタイプのEAがあります。
そのタイプによってリスク管理が変わってくるのも事実です。
投資歴15年以上の私は、今まで裁量取引は勿論、本当に数多くのEAを実践してきました。
裁量取引でも自動売買でもリスク管理は共に大切です。
大前提として! FX取引では「自動売買」を強くおすすめします。
いわゆる「感情」を排除した取引、24時間稼働の絶対的メリットが多いからです。
また、ナンピン系EAは色々言われますが、やはり一番利益をもたらしてくれるのも事実です。
今回は特にナンピン系EAのリスクをいかに回避するかということにフォーカスします。
筆者mklife提供のナンピン系EAを例にしてお話します。
基本的なリスク回避方法は!?

いかに利益を出すかも大切ですが、リスク管理はもっと大切です。
長期にわたり資金を溶かさず、利益を積み上げていくことが何より重要だからです。
リスク回避のポイントを上げると下記のようになります。
① 証拠金に対するロット設定を無理しない。(証拠金に余裕を持たせる)
② 重要指標、要人発言、相場の閑散期での稼働オンオフ設定を行う。
③ ポートフォリオを組む。
④ 必要な時にリスク回避を手動で行う。
では、ひとつずつ見ていきましょう。
① 証拠金に対するロット設定を無理しない。(証拠金に余裕を持たせる)

証拠金に余裕を持たせることが出来れば一番安全です。
また、利益が積みあがってくるとリスクは減っていきます。
ナンピン系は単利運用を心がける方が無難です。
・ 利益が出ても設定を変えずにリスクを減らしていく。(途中でロット設定を上げるとリスクは減りません)
・ 利益をサブ口座に逃がして元本の回収を行う。
これは個々の考え方にもよりますが、利益重視の設定でいくか、リスクを抑えた設定でコツコツいくかの違いになります。
私から提供しているEAでの推奨設定は、どちらかと言うと「攻めの利益重視設定」となります。
もちろん、バックテストもフォワードテストも行っての推奨ですが、相場は絶対ではなく急変もあります。
そういった意味で、このリスク回避のポイントをおさえておくと良いと思います。
日頃はある程度リスク覚悟で利益を狙いに行き、①~④のポイントでリスク対策を行う、もしくは考えを持っておくことが大事です。
② 重要指標、要人発言、相場の閑散期での稼働オンオフ設定。

これは自動売買を行うにあたり、一番基本的なリスク回避方法です。
相場が大きく動く可能性のあるスケジュールを事前にチェックして、ポジションを無くした状態で稼働をオフにします。
毎月第一金曜日の米国雇用統計などもそうです。
相場が大きく動く材料となります。
裁量取引をされている方は、この相場が大きく動く時を狙って取引を行う方もいると思いますが、自動売買はリスクを回避する方が得策です。
ドル円ですので、米国がらみの雇用統計やFOMC政策金利発表などは特に大きく動きやすいのは理解しておきましょう。
参考まで、重要指標をチェックできるサイトのリンクを貼っておきます。
このサイトは見やすいですよ。
③ ポートフォリオを組む。

ポートフォリオとは、複数の口座で運用することを指します。
そもそもは、1種類だけの投資ではなく、複数の投資商品に分散投資することをポートフォリオを組むと言います。
自動売買では、このポートフォリオを組む考えのもと、複数の口座で複数のEAを活用して利益を狙いに行くことが、リスク回避のひとつの手段になる訳です。
例えば、サーフィンEAとランドクルーザーEAを2つの口座で稼働することもそうです。
相場入りするタイミングが違うので、一つはポジションを多く担いでも、もう一つが利確を繰り返したりすることもあります。
私の提供しているEAを稼働されている方は、2つの口座でナンピン系EAを稼働させている方も多くいらっしゃいます。
中には同じサーフィンEAを2つの口座に分けて、ロット設定を攻めと、守りに分けて稼働させて工夫されている方もいます。
④ 必要な時にリスク回避を手動で行う。

この手動でリスクを回避する方法は、少し中級~上級の対処方法となります。
ですので、出来る限り上記①~③でのリスク回避をおすすめします。
ナンピン系EAでリスクが高まるのは、相場が折り返すことなく、持ったポジションと反対方向へ相場が進んだ時です。
いわゆる総ポジション数、総ロット数が上がるとリスクが高まります。
そんな時に、手動でのリスク対策は色々ありますが、少し例をあげます。
a、証拠金の一時補充
b、ナンピン回数制限
c、手動ナンピン
d、手動損切り
a、証拠金の一時補充
資金力にもよりますが、可能であればこれが一番リスク回避として有効な手段となります。
いわゆる証拠金維持率を追加入金で上げる戦略です。
(ひとつの目安として、証拠金維持率300%を切ると追加入金して万が一に備える)
b、ナンピン回数設定
ナンピン回数設定をチェック。
リスクを抑えてロットと利確金額を抑えている方は良いのですが、推奨設定あたりの少し攻めの設定にされている方は、更なるナンピンを防ぐこともリスク回避の手段となります。
(mklife提供ナンピン系EAの場合)
ナンピン設定回数3→合計4ポジまでは保有し、それ以上は担ぎません。
ナンピン設定回数4→合計5ポジまでは保有し、それ以上は担ぎません。
現在5ポジまで担いでいて、これ以上ポジションを担ぎたくない場合は、ナンピン回数設定を「4」と入力。
そうすることで、現在の合計ポジション5ポジ以上は担ぎません。
※ 稼働をオフにしても、現在保有ポジション以上のナンピンをしないように出来ます。
ただし、稼働をオフにしてしまうと決済できる状況になっても自動決済されませんので気をつけてください。
c、手動ナンピン
ナンピン回数設定までナンピンした場合、その後さらに相場が進んだ場合、手動でナンピンを入れる手段もあります。
勿論、証拠金に余裕がある方の場合です。(追加入金された場合も)
相場状況を見て、さらに上昇する場合、通常設定の30pips以上相場が進んだ場合、状況を見て手動でナンピンを入れます。
自動売買のプログラムとしては、この手動のポジションは無視されます。
いわゆる、手動で持ったポジション以外で、設定利確金額に達した段階で自動利確します。
手動でナンピンすると、自動利確ポイントまで達する前に、利益が出やすい状態が作れます。
そこで、手動で全て決済して一旦担いだポジションを解消するというやり方です。
※ このやり方は、自動売買ではなく裁量に近くなり、少し中上級者向けとなりますので、あまりオススメはしません。
d、手動損切り
手動で保有ポジションを一部損切りし、総ロット数を抑える方法もあります。
その場合、手動決済した以外のポジションで設定利確金額で自動決済されます。
一番大きいロットを損切りするとリスク回避として一番大きい効果が得られます。
また稼げば良いという覚悟を持って、時として損切りをするのも必要な時はあります。
その場合は、稼働停止してから一部損切りを行い、ナンピン回数設定を減らしてから稼働させましょう。
稼働したまま一番大きいロットを損切りしても、直ぐにまた新しいポジションがナンピンされてしまいます。
稼働停止、一部損切り、何品回数を減らす、稼働再開の順番です。
ロスカットを回避する一つの手段ではありますが、ナンピンポジションを損切りしてリスクは抑えられるものの、利確ポイントが遠のくデメリットもあります。
そういった意味でも、やはりこの方法もあまりオススメは出来ませんが、追加入金が難しい方や、ロット設定を上げ過ぎてしまっている方など、ロスカットを回避する手段の一つではあります。
まとめ

今回は自動売買でも、ナンピン系EAのリスク回避方法について記事にしました。
FX投資の世界では、リスク管理がとても大切になります。
リスクとリターンのバランスをいかに取るかといったところです。
自動売買の場合、最初から証拠金に対して低いロット設定で稼働させるとリスクはだいぶ落とせます。
しかし、利益もしっかり狙いたい方は、少し攻めのロット設定となります。
その場合、もし相場が逆行した際のリスク回避方法を理解して、対処できる方法を知っていれば慌てる必要がなくなり、冷静に対処できます。
最初から、リスク回避を考えてロット設定をしたり、資金に余裕を持たせて稼働させるなどすると、そのような心配も少なくなります。
ナンピン系EAは着実に利益を出してくれる半面、相場の急変に弱い部分もあります。
それらを理解して、今回のリスク回避方法を取り入れていくと、ナンピン系EAは本当に強い味方となります。
今回紹介しました事例のEAは下記の記事を参照ください。